プレスリリース

2023年4月14日 11:42 AM

LockBitの主張に関する声明を更新しました

Mike Beck, Chief Information Security Officer, Darktrace

Darktraceの内部システムに侵入したとする昨日のLockBitによるツイートを受け、徹底的なセキュリティ調査を完了しました。当社のシステムおよび関連する組織のシステムに侵害がなかったことを確認することができました。当社のお客様へのサービスは中断されることなく、通常通り運営が継続されており、これ以上の措置は必要ありません。

プレスリリース

2023年4月13日 9:30 AM

LockBitの主張に関する声明

今朝早く、Darktraceはサイバー犯罪集団 LockBit が Darktrace の内部セキュリティシステムに侵入し、当社のデータにアクセスしたとするツイートを確認しました。当社のセキュリティチームは、当社の内部システムの完全なレビューを実行しましたが、侵害の証拠は一切見当たりませんでした。LockBitによるソーシャルメディアへの投稿はいずれも、当社のデータに一切関連するものではありません。当社は引き続き状況を注意深く注視していきますが、現在の調査に基づき、当社のシステムは引き続き安全であり、すべての顧客データは完全に保護されていると確信しています。


プレスリリース

AIワーム、ハルシネーション、気候ハクティビズム:Darktraceが2024年のサイバーセキュリティとAIのトップ予測を発表

Cambridge, UK
December 14, 2023

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AIワーム、ハルシネーション、気候ハクティビズム:Darktraceが2024年のサイバーセキュリティとAIのトップ予測を発表

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December 14, 2023
  • Darktraceは、AIの開発史上極めて重要だった年に続く2024年のサイバーセキュリティとAIに関するトップ5の予測を明らかにした
  • 気候ハクティビズムの台頭、エスカレートする多言語AIの脅威、初の「AIワーム」などがDarktraceの専門家による主な予測に含まれている
  • AIが生成するディープフェイクやプロパガンダによる選挙の悪用も、民主主義にとって重要な2024年に高まると予測される

AIサイバーセキュリティのグローバルリーダーであるDarktrace(以下、ダークトレース)は、AIの進歩における極めて重要な年に続く2024年において政府や企業を脅かすと予想されるトップ5の予測を発表しました。専門家の分析とビジネストレンドから導き出されたこれらの洞察は、サイバー領域において大きな変化と挑戦の年となり、現実世界にも影響を及ぼすと予測しています。

選挙で搾取される年 :2024年は、ロシア、ウクライナ、英国、米国が指導者を選出するために投票に臨む可能性が高く、民主主義と重要な選挙にとって極めて重要な年になります。有権者を操作するためのサイバー攻撃の利用は目新しいものではないですが、今年はAIが生成するディープフェイクやプロパガンダという新たな武器が悪用され、開票結果を不安定化したり、ある候補者と別の候補者にすり替えたりされる可能性があります。この能力はこれまで以上に利用しやすくなっており、突飛な発言に反論するのは比較的容易かもしれませんが、内容の微妙な改変や操作は、疑念を抱かせるのに十分かもしれません。2016年の米国における大統領選挙や英国におけるブレグジットの国民投票で見られたような、盗まれた政治データや選挙データを利用するような手法も復活するかもしれません。有権者は、消費するコンテンツとその情報源の信頼性にますます注意する必要があります。  

サイバー脅威の多言語化: 何十年もの間、フィッシング詐欺のようなサイバー攻撃によるソーシャルエンジニアリングの大半は、ビジネス上の国際言語である英語で行われてきました。そのため、多様で複雑な言語が存在するアジア太平洋地域は、攻撃者にとって比較的安全な避難所になっていました。

しかし、台頭する生成AIは外国語で文章を作成するための参入障壁を劇的に低下させたため、攻撃者は北京語、日本語、韓国語、ヒンディー語など、以前は複雑すぎて労力に見合わないとみなされていた新しい言語機能を追加することが予想されます。この脅威は、母国語ではなく英語で書かれたフィッシングメールに注意するように指導された従業員によってさらに強化され、新たな言語によるフィッシングは攻撃者にとって肥沃な土壌となり、アジア太平洋地域の企業にとって弱点となる可能性があります。

企業はさらなるAIの危険に直面している:企業は、AIの普及を今後も活用し続ける悪意のあるアクター、国家、ランサムウェアグループに警戒する必要があります。企業は、このような脅威や脅威の進展に備えることが重要です。WannaCryやNotPetyaのような従来のワーム型ランサムウェアと、より高度なAI主導の自動化を組み合わせ、企業のソフトウェアに潜り込むことができる攻撃的な自律型エージェントを作成するのです。

気候ハクティビズムの台頭:ダークトレースは、2024年をサイバー空間における気候「ハクティビズム」の年と位置づけ、環境保護活動分野における新たなムーブメントを予測しています。昨年、気候変動運動家は物理的な抗議行動によって大きな混乱を引き起こしましたが、ダークトレースの専門家は、抗議行動の次の段階はサイバー主導になる可能性があると予測しています。キャンペーン参加者は、例えばAIを駆使した高度なサイバー攻撃で化石燃料企業を標的にし、混乱させ、損害を与え、汚染者に確固たるメッセージを送るかもしれません。   

クラウドは企業のサイバーセキュリティのアキレス腱に:クラウド環境はますます企業の脆弱性の源となりつつあり、これは2024年も続くと考えられます。クラウドを扱う際の専門知識やスキルは依然として不足しており、データの保存や処理がクラウドに移行するにつれ、こうしたプラットフォームはサイバー犯罪者の格好の標的となります。企業はこの脆弱性を認識し、これに対処する必要があるのです。

ダークトレースの脅威分析部門で最高責任者を務めるトビー・ルイスは、次のように述べています。「2023年はAIの開発とビジネス応用において極めて重要な年でした。しかし、政府や企業がAI革命に目覚めたのと同様に、サイバー犯罪者もそれに目覚め、サイバー犯罪者が自らの利益のためにこれらのツールを利用している証拠を目にする機会も増えています」

「これは2024年にはさらに加速すると思われます。重大な世界的イベントやトレンドは悪用や破壊を狙う者たちの格好のターゲットとなり、生成AIは、より高度な多言語攻撃や気候変動に対する「ハクティビズム」の扉を開くことが考えられます」

「このことは、AIを駆使する高度なサイバーセキュリティソリューションの必要性を改めて浮き彫りにしています。悪質な脅威アクターがより賢く、より巧妙になるにつれて、企業は予防と保護のためのツールを予め備える必要があり、一般市民はデータと消費するコンテンツに対する警戒を強めていく必要があるのです」

ダークトレースについて

Darktrace (DARK.L), a global leader in cyber security artificial intelligence, is on a mission to free the world of cyber disruption. Breakthrough innovations in our Cyber AI Research Centre in Cambridge, UK have resulted in over 160 patents filed and research published to contribute to the cyber security community. Rather than study attacks, Darktrace's technology continuously learns and updates its knowledge of your business data and applies that understanding to optimise your state of optimal cyber security. Darktrace's cyber AI technology provides a full lifecycle approach to cyber resilience across the entire organisation that can autonomously spot and respond to novel in progress threats within seconds. Darktrace employs over 2,200 people around the world and protects approximately 8,900 customers globally from advanced cyber threats. Darktrace was named one of TIME magazine's 'Most Influential Companies' in 2021. To learn more, visit http://www.darktrace.com.

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