• Darktrace PREVENT製品群により新たに「予防」領域に参入、AIでサイバーセキュリティ対策を完全自律化する「サイバーAIループ」の技術ビジョンを業界で初めて具体化
• 過去6か月の間に、ダークトレースの全世界の顧客基盤において特に対処の優先順位が高いセキュリティインシデントが49%増加
• アーリーアダプター顧客によるDarktrace PREVENTの機能に対するニーズは高く、正式な一般提供開始日を8月1日に決定

Darktrace, a global leader in cyber security artificial intelligence, today announced the launch of Darktrace PREVENT™, an interconnected set of AI products that deliver a proactive cyber security capability to help organizations pre-empt future cyber-attacks. Darktrace PREVENT is the third product area in Darktrace’s delivery of a Cyber AI Loop, the industry-first set of AI capabilities that work together autonomously to optimize an organization’s state of security through a continuous feedback loop.

新たなDarktrace PREVENTの製品群は、英国ケンブリッジに拠点を置くダークトレースのサイバーAI研究センター（Cyber AI Research Centre）で培われた研究成果と、2022年3月に買収したオランダのアタックサーフェス管理（ASM）企業、Cybersprint社の技術がもたらしたブレークスルーに基づいて開発されました。Darktrace PREVENTは、AIを駆使して「攻撃者のように考える」ことで、組織の最も重要な資産への経路をシステムの内外から見つけ出します。「あなたを知る」独自のAI技術が個々の組織にとって最も破壊的な攻撃を継続的に分析し、その情報をDarktrace DETECT（旧製品名：Enterprise Immune System）とDarktrace RESPOND（旧製品名：Darktrace Antigena）にフィードバックすることで、システムを自律強化するための継続学習と自動化をAIが支援します。

米国、英国および北欧では、多くの組織がDarktrace PREVENTの早期導入を行っています。

米国ラスベガス市政府の最高イノベーション責任者、マイケル・リー・シャーウッド氏は、Darktrace PREVENTについて、次のように述べています。

Our team is finding Darktrace PREVENT very useful as it provides the types of insights and reflections we need to ensure we maintain a level of transparency and validity within our digital environment. I can see lots of ROI for municipal environments, especially those built-in cloud and virtual environments, use cases for external auditing, visibility into IoT environments, continuous pentesting, and actively monitoring risk. It also addresses some of the skilled analyst shortages the cyber security industry faces.”

保険金請求代行サービス大手、米Sedgwick社のグローバル最高情報セキュリティ責任者、エリック・シュミット氏は、次のように述べています。 

「Darktrace PREVENTは、我々のシステムの内部と外部双方の視点から脆弱な点を自動的に洗い出し、既存の自動検知機能と自動遮断機能に統合しますが、これはゲームチェンジャーです。我々のお客様は、自社のセキュリティ体制の有効性を継続的にテストする必要があると主張していますが、Darktrace PREVENTはまさにそれを実現しています」 

サイバー脅威の量と精巧さが増大し、最も差し迫った脆弱性の特定とその優先順位付けがますます困難になっている昨今において、ダークトレースの最新の製品群は、よりプロアクティブに組織を防御できるように設計されています。ダークトレースがこのたび発表した新たな脅威データでは、2022年1月から6月の間に、特に対処の優先順位が高いセキュリティインシデントが全世界の顧客基盤において49%増加したことを明らかにしました。また同期間中、世界各国の政府関連セクターの顧客に影響を与えるサイバー攻撃が世界的に138%増加しました。6月には、ダークトレースの顧客基盤全体および米国で、情報通信セクターが攻撃対象として最多となり、英国では公共および政府関連セクターが最も標的とされました。  

At the same time, security teams are contending with an ever-increasing volume of vulnerabilities, and they do not have the resources to fight on all fronts. With the launch of PREVENT, Darktrace provides more predictive and preventative solutions to tackle cyber-threats and business risk – rather than waiting for breaches to occur before acting. In new data published today, based on external vulnerability data of over 150 organizations, Darktrace reveals that 85% of high-risk vulnerabilities are not patched within one week and 70% are still unpatched after one month. Defenders do not have the resources to fight on every front and they cannot simply be reactive anymore.

ダークトレースのCEO、ポピー・グスタフソンは、Darktrace PREVENTについて、次のように述べています。

「組織に底なしの予算があるわけではなく、セキュリティチームに無限の時間があるわけでもありません。セキュリティの脆弱性をより正確に把握し、システムの強化が最も早期に必要な箇所をAIが優先順位付けして、重要な資産を自律保護することで、お客様をサイバー破壊から解放する支援ができればと願っています。今回のPREVENTの製品群の発表は、ダークトレースにとって大きな節目であり、サイバーAIループという私共のビジョンの実現に一歩近づいたことになり、とても興奮しています」 

ITおよび通信分野に関する調査・分析、アドバイザリーサービス、イベントを提供するグローバル企業、IDCのリサーチディレクター、クリス・キッセル氏は、次のように述べています。

「セキュリティに対する純粋に受動的なアプローチは、すぐに不十分なものになります。組織がサイバーリスクと脅威を軽減する方法に関する調査から得られた初期のデータでは、プロアクティブな「常時オン」の技術にシフトし、既存のシステム上で継続的にテストを実施していることが示されています。継続的なアプローチは、自動化とAIなくしては根本的に不可能です。ダークトレースの自己を学習するAI技術と新たなPREVENT製品群の組み合わせは、手薄なセキュリティチームに真の価値をもたらすでしょう」